アナログゲーム療育とは、主に発達障害のあるお子様や成人の方を対象に、市販されているカードゲームやボードゲームを用いて、臨機応変なコミュニケーション力と人と関わる自信を身につけるための技法です。 発達障害のあるお子様の中には周りに親や先生など大人しかいなかったり、一人遊びに集中しすぎることがあったりと、同年代の子と関わりが薄いことも多いようです。しかし、コミュニケーション力は対等な関係の中で相手を気にかけたり、気にかけてもらったりする中で培われる部分も多く、そのような機微に触れる機会を意識的に整えるツールとしてアナログゲームを採用しています。
各自の発達段階に合わせたアナログゲームを用いて教師や保護者が適切な声かけをしながらコミュニケーションのスキルを1つずつ身につけ、お子様の成長とQOLの向上を目指します。
市販されている1,000種類以上のゲームの中から適切なゲームを選ぶことで、幼児の療育から成人の就労訓練まで、幅広い年齢・発達段階の方に対応可能です。
ゲームの箱の中には必要なものが全てパッケージされ、ルールを明記した説明書も付属しています。そのため特別な訓練や研修がなくとも、参加者に楽しい時間を提供することができます。
他の小集団活動に比べ、怪我などのトラブルを恐れず実践することができます。また療育のための特別な道具を使わないので安価であり、室内で多人数の参加者に対応することが可能です。
当講座では、発達障害のあるお子様や成人の方を対象にした支援・教育・療育を行っている現場のスタッフの方や、現在学習されている方へ向けて、アナログゲームを用いてコミュニケーション能力を育成する際に必要な知識や活用例、ゲームへの介入方法、ゲーム参加者だけでうまく進められない際のフォロー方法などを学習します。
アナログゲーム療育に関する講演会・研修・セミナーのご依頼を随時承っております。ご希望の団体・グループのご担当者より講座に求めるご希望などをお伺いいたしまして、目的にあった内容でのご提案も可能です。お気軽にお問い合わせください。
講義+アナログゲーム体験(3〜4種類)
2〜3時間を目安にご要望に応じて調整します。
5万円+東京都青梅市から現地までの往復交通・宿泊費
2024.11.20
2024.10.15
2024.09.25
2023.10.05
2023.07.04